外壁塗装の塗り替えのベストタイミングとは?目安を詳しく解説
「あれ、我が家の外壁塗装が薄くなってきた」
「外壁塗装に剥がれがあるけど、塗り替えはどうしよう」
こんなお悩みをお持ちなら、是非この記事をご参考ください。
今回の記事では外壁塗装の塗り替えのタイミングに注目します。
ご自宅の塗り替えの目安にぜひご一読ください。
外壁塗装の塗り替えはいつがベストタイミング?
外壁塗装はご存じの方も多いかと思いますが、耐用年数というものがあります。
つまり、外壁を塗るための塗料には寿命があるのです。
新築時が一番美しい状態であり、その後雨や風の影響で次第に色が薄れたり塗膜が剥がれたりと劣化をしていきます。
いつまでも美しい外観を保ちたいものですが、塗料に耐用年数がある以上やむを得ない現象でもあります。
では、外壁塗装をもしも塗り替えする場合には、ベストタイミングはいつなのでしょうか。
よく外壁塗装のベストタイミングとして広く知られている目安は「10年」なのですが、はたしてこの10年という数字は正確なのでしょうか。
結論から言うと、10年という数字はハウジングメーカーなどが建てる最近の一般住宅の塗装においては有効です。
ハウジングメーカーなどが建てる一般住宅は、シリコン系塗料などを使っていることが多いのです。
シリコン系塗料は耐用年数がおおよそ10年程度と言われており、塗り替えの目安として知られている数字と合致しますね。
つまり、シリコン系塗料以外においては耐用年数が異なっています。
例として安くて一定の需要を維持しているアクリル系塗料は、10年の耐用年数に満たないとされています。
(メーカーによっては長持ちするアクリル系塗料もあります。)
アクリル系の塗料は耐用年数の目安が8年程度とされており、意外と塗料のダメージが早く訪れるのです。
塗膜の剥がれなどの発生も早く起きることがあるので、10年にこだわらず「塗料の耐用年数」に注目して塗り替えのタイミングを探る必要があります。
外壁塗料の耐用年数以外に、塗り替えのヒントはある?
外壁塗装の耐用年数を目安にし、塗り替えのタイミングを図ることをおすすめしましたが、実は塗料の塗り替えを模索するならこの他にも目安があることをご紹介しましょう。
目安はこの他にも2つあります。
1.外壁の劣化を判断する
「我が家はまだまだ塗料の耐用年数を迎えていないから」と思っていませんか。
ふと外壁や屋根を見つめると、変色があったりコケやカビが目立ったりすることもあります。
耐用年数に縛られずに外壁塗装の劣化を判断することで、外壁材はもちろんのこと、住まい全体を守る効果もあります。
外壁塗装の劣化の症状には、変色・コケやカビ・塗膜の剥がれ・白い粉が出る、などの症状を挙げることができます。
特に屋根の塗装は紫外線や雨風の影響をダイレクトに受けるため劣化が外壁よりも早く進行していることがあります。
時にはちょっと遠くからご自宅を見つめて、劣化の進行が見られないかチェックしてみることがおすすめです。
また、外壁塗装の劣化が分からない場合には、塗装後「5年間」のスパンでメンテナンスをすることもおすすめです。
例として、新築後5年、10年、15年…程度の目安で外壁塗装のプロにメンテナンスを依頼しましょう。
特に10年~15年程度経過すると多くの外壁塗装にダメージが見られます。
2.塗料だけで判断しない
外壁塗装の劣化は塗料の劣化ではありますが、実はそこだけに留まりません。
塗装が不要とされるようなサイディングであっても劣化は進行をすることをご存じでしょうか。
外壁材の多くは外壁材同士の隙間を埋めるためにシーリングと呼ばれるものが使われています。
シーリングはゴム状で弾力性があり、隙間を埋めるためには適しているものですが、次第に劣化をするとひび割れを起こしたり剥がれてしまったりするのです。
シーリングが劣化してしまうと隙間も埋めるものが甘い状態となってしまうので、雨水やホコリの侵入を許すことになります。
いかがですか、この状態が良いとは思えないですよね。
つまり、塗り替えやリフォームは塗料だけに囚われるのではなく、シーリングに関してもチェックをしておく必要があります。
シーリングは早くダメージに気付けたらご自身でメンテナンスを行うことも可能です。
施工後5年程度を目安に劣化が進行しやすいのでこまめにチェックをしておきましょう。
3.地震や台風の後などは早めにメンテナンスを
外壁塗装は塗料のパワーで外壁をたくましくカバーしてくれますが、あくまでも塗料に過ぎません。
頑丈な鎧なわけではないので、地震や台風が直撃すると、外壁塗装にもひび割れや汚れなどのダメージが発生することがあります。
自然災害によるダメージは耐用年数に関わらず発生するものです。
特に暴風雨などの災害の後はメンテナンスを行いましょう。
ダメージによっては火災保険の支払い対象となるダメージが見つかり、早急にリフォームができる可能性があります。
放置しておくと火災保険の支払いが受けられない可能性があるので注意しましょう。
外壁塗装の塗り替え目安を逃したらどうなる?
外壁塗装の塗り替えにはタイミングが重要ですが、費用などの観点からつい補修すべき点を放置してしまう方も多いようです。
では、塗り替えをすべきタイミングを逃してしまったらどうなるのでしょうか。
結論から言うと、外壁材に大きなダメージを与えてしまいます。
外壁材のリフォームは塗料費用よりも高額となるため、塗装のダメージの段階で早急にメンテナンスをしておくことが費用の圧縮にもつながります。
特に一部の補修のみの場合は足場代も不要で補修が完了するケースもあり、数万程度の費用でリカバリーができることもあります。
早めのメンテナンスが結果として一番お財布事情に優しいのです。
費用が気になってダメージを放置し、塗り替え目安を逃してしまわないように注意しましょう。
メンテナンスを依頼してしつこい営業に合うことを避けたい場合には、あえて複数の業者にメンテナンスを依頼することもおすすめです。
対応や補修内容などを見積もりしてもらい、比較してみると1つの業者からのしつこい営業を避けることができますよ。
まとめ
この記事では外壁塗装の目安、という視点から劣化の見極め方や目安を決めるポイントを詳しく解説しました。
外壁塗装はお一人で劣化の症状を判断することは難しいかもしれませんが、メンテナンスをこまめに依頼することで症状を逃さずにリフォームできます。
雨漏りをはじめとする大きなダメージを防ぐためにも、劣化は放置しないでおきましょう。
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