外壁塗装で雨漏りを解決！雨漏りの原因と解決方法は？

 

雨漏りの場合には外壁から雨漏りをしていることも意外と多くあります。
外壁からの雨漏りの場合の原因を知ってみませんか。

 

また、外壁は約10年程度で補修するのがおすすめです。
外壁塗装劣化のサインを知っておくことも必要ですので、参考にしてください。

 

雨漏りというと、屋根から雨漏りしたと思うことが多いのですが
意外と外壁塗装が関係して雨漏りになることがあります。

 

ここでは、なぜ外壁から雨漏りとなるのかについて原因をご紹介します。
また、雨漏りが起きないように
事前に外壁塗装の劣化のサインを確認する方法についても参考にしてください。

 

外壁が雨漏りの原因のことも意外と多い！

屋根だけでなく、外壁からの雨漏りも実は多くあります。
屋根の雨漏りを点検してもらって大丈夫な場合は
外壁からの雨漏りが考えられることも多くありますので、知っておくことも必要です。

 

また、外壁からの雨漏りと言っても、外壁塗装だけでなく
サッシの窓部分や雨戸やバルコニーなども外壁からの雨漏りとして考えることができます。

 

いろいろな部分を考えて点検する必要があるため注意が必要です。

 

外壁から雨漏りした場合は見つけにくい！

ここで、注意しなければならないことは、屋根からの雨漏りに比べて見つけにくいことです。

 

見つけにくいのですが、外壁から雨漏りした場合は
壁の防水紙に漏れたり、ひどければ断熱材などに浸みたりしています。

 

つまり、壁まで雨漏りが染みてきた場合は、雨漏り状態が長く続いていた場合や
大量の雨が降った場合でひどい状態と言えます。

 

また、外壁のひびから雨が浸水した場合もあり
建物内部の構造材、鉄筋や木材に雨が浸透してしまっている可能性があります。

 

壁のさびや腐食で知らないうちに建物の強度を下げてしまっている可能性があって重大問題です。

 

このように、外壁からの雨漏りは見つけにくい特徴があり
雨漏りしているとわからなくても、状態が悪化している場合があります。

 

壁からの湿気がいつもある、何だか部屋の壁際がかび臭い場合は
外壁からの雨漏りを疑ってみましょう。

 

外壁塗装が雨漏りの原因の場合は外壁の劣化？原因を分析！

外壁から雨漏りした場合は
サッシの窓部分や雨戸やバルコニーの塗装などが原因の場合もありますが
外壁塗装が原因の場合について詳しくご紹介します。

 

外壁塗装が原因の場合は、外壁の劣化や施工不良の場合が考えられるでしょう。

 

外壁のひびが原因の場合

外壁の劣化が原因の場合は
モルタルなどの外壁のひびやサイディングが反ったり割れたりしていること
また壁にあいた穴などによります。

 

外壁が劣化し、傷んだことで雨水が入るようになりますので、注意が必要です。
軽いものならば、パテやシーリング材を充填して埋めることで補修ができます。

 

また、モルタル壁の中程度のひびならば、パテやシーリング材で充填した後に
弾性塗料で外壁塗装をして補修が可能です。

 

そして、サイディングの場合ですが、ひび割れ部分のパネルごと交換する場合もあります。
ひび割れが何か所もあってひどい場合は、全体的に外壁塗装をやり直す必要もあるでしょう。

 

塗膜の劣化による雨漏り

また、外壁塗装の塗膜が劣化した場合も防水効果が薄れ、雨漏りの可能性が出てきます。

 

この場合は、外壁全体に雨漏りが起こっている状態ですので
外壁全体を早く補修する必要があるでしょう。

 

ひどい場合は、外壁の下地材などの交換もありえます。

 

サイディングのシーリングの劣化による雨漏り

また、サイディングの目地はシーリング材が使われているため
それが劣化することが多くなります。

 

サイディングの目地は経年劣化に気を付ける必要があり
新しくシーリング材を充填しなければなりません。

 

さらに、サイディングの外壁では、付けられている幕板が劣化することもあります。
幕板のシーリング材の劣化も注意して点検することが必要です。

 

外壁塗装の劣化はどのくらいで起きる？防水機能が低下する約10年が目安！

そもそも、外壁塗装の劣化はどのくらいで起きるのか、それを知っておくことも大切です。

 

雨漏りを感じる前に、外壁塗装の劣化を防いで補修し、建物の寿命を伸ばすことも重要なことです。

 

外壁の防水機能が低下する約10年を目安に補修するのもおすすめです。
そして、特に次のようなサインがあると外壁の防水機能が低下しているサインですので
気をつける必要があります。

 

外壁塗装の劣化！防水機能低下のサインとは

外壁塗装の防水機能が低下している際には、外壁を触ると手に白い粉がついてきます。
外壁の塗膜が紫外線や雨で劣化し粉状になって、防水効果が低下します。

 

また、幅0.3mm以上、深さ５mm以上の外壁のひび（クラック）が生じている場合は
建物の強度にも関係しますので補修を考える必要があるでしょう。

 

そして、サイディングボードの外壁などでは、つなぎ目のシーリング材が縮んだり
割れたりした場合には、その隙間から雨漏りする可能性があります。

 

さらに、サイディングボードでは外壁塗装が早く剥がれる場合もあり、早急に補修が必要です。
これらのサインを見逃さないように約10年程度で、補修を考えてみるのがおすすめです。

 

雨漏りで外壁塗装の補修をした場合の費用は？

具体的に外壁塗装をした場合の費用についてもご紹介します。

 

一般的な2階建て住宅で塗装面積200㎡の場合の相場は
約80万円程度～約150万円程度と言われています。

 

ただし、外壁面積や塗料の種類、外壁の劣化状態によって変動しますので
あくまでも参考程度にしてください。

 

外壁塗装では、足場代も意外とかかり、費用の内訳としては
材料費、足場代、人件費、工事諸費用を考えておきましょう。

 

外壁塗装後の雨漏りは施工不良が原因のことも

また、外壁塗装後に雨漏りがする場合は、施工不良が原因のことも稀にあります。

 

新築なのにすぐに雨漏りがしている場合や
外壁塗装後に雨漏りをした場合は、施工不良が考えられます。

 

外壁だけでなくサッシの窓枠や換気口や天窓などの開いている部分などの
雨仕舞（あまじまい）と呼ばれる施工がきちんとできているのか
防水の施工についてもチェックが必要です。

 

こうした施工不良が起きないために、雨漏り補修や外壁塗装の補修には
できるだけ多くの実績を持った業者に依頼するのがおすすめです。

 

これまでの施工実績をきちんと調べて、信頼のおける業者に依頼するのが一番いい方法と言えます。

 

外壁塗装が雨漏りの原因も多いため点検や補修が大事！

雨漏りの原因が外壁塗装となっていることも意外とあることをご紹介しました。

 

外壁塗装の点検は大切なことです。
できるだけ外壁劣化のサインを見逃さないようにチェックしてみましょう。

 

また、経年劣化などで劣化がひどい場合は、きちんとした補修が必要です。
実績のある業者に依頼してください。