外壁塗装の剝がれの原因は?補修は業者に依頼する?DIYの方法は?
外壁塗装が剥がれた場合には補修が必要になってきます。
剥がれる原因やどのくらいで補修が必要になってくるかを知っておくことも大切です。
補修が必要な場合には業者に依頼する方法とDIY方法がありますので、ご紹介します。
家の外壁の塗装が剥がれてくると補修が心配になります。
できれば剝がれる前に細かなひびや剥がれの際に対処したいでしょう。
そのためにも、外壁塗装の剝がれの原因をまず知ってみませんか。
原因を知った上で、補修方法について知っておくのがおすすめです。
原因と補修方法について詳しくご紹介しますので、参考にしてください。
◼︎外壁塗装の剝がれの原因とは?そのままにしておくと危険な理由について
外壁塗装が剥がれてきた場合に、原因は大きく2つに分けて考えられます。
1つ目は、塗装の施工の際の不良で、2つ目は経年劣化によるものです。
それぞれに原因と現象について、ご紹介します。
施工不良が原因の場合
まず、塗膜が剥がれたり、膨れたりしているのは施工不良が原因のことが多くなります。
経年劣化が原因の場合
外壁にかびやこけ、藻などが生えているのをよく見かけたり
外壁にすぐに取れないような汚れがこびりついている、さびが見えたりする場合があります。
また、粉状に白亜化するチョーキング現象などが起きている場合がありますが
これは経年劣化によるものです。
・経年劣化、地盤沈下、地震や施工不良が原因の場合
また、表面のひび割れなどのクラックと呼ばれるものは
経年劣化や地盤沈下、地震や施工不良などによるものです。
それぞれの原因をまず知っておくといいでしょう。
外壁塗装が剥がれてきた場合は、見た目の悪さはもちろんですが
そのままにしておくと雨漏りや大きなひびは建物の強度が心配になる危険性もあり
早めに補修することが大切です。
小さな剥がれやひびも見逃さないようにしましょう。
外壁塗装の剝がれはどのくらいで起きる?
経年劣化による外壁塗装の剝がれが起きる期間は
塗料によっても異なりますので、詳しくご紹介します。
ウレタン系塗料の場合約6年程度~約10年程度
シリコン系塗料の場合約8年程度〜約15年程度
ラジカル系塗料の場合約12年程度~約15年程度
フッ素系塗料の場合約15年程度~約20年程度で起きます。
つまり最低でも約6年程度~約8年程度は持ちます。
これを目安に補修を計画しておきましょう。
もし、これよりも早く約3年も経たずに外壁塗装が剥がれてきた場合は
もう1つの原因の施工不良も疑われます。
外壁塗装の詳しい剝がれの種類と原因について
次に外壁塗装の剥がれの種類について具体的にご紹介します。
ひび割れは「クラック」と呼ばれます。
幅0.3mm以下の「ヘアクラック」と呼ばれる細いひびが経年劣化によって起こることがよくあります。
また「乾燥クラック」と呼ばれるひびは
モルタルやコンクリートの外壁材が乾燥することで生じますが
細いひびでそれ以上あまり広がらないので心配がいらないひびです。
「構造クラック」は、地盤沈下や地震などで生じるひびで
幅が広く深いため放置しておくと雨漏り以外にも建物の強度的にも危険なものとなります。
また、シーリング材(コーキング剤)のひび割れも、紫外線や乾燥によっておきます。
これらの外壁の剥がれ、クラックの種類と原因をまず知っておくことが大切です。
外壁塗装の剝がれの補修方法
さて、実際の外壁塗装の剝がれの補修方法についてですが
業者に依頼する方法と軽いひび割れであればDIYで修理する方法があります。
ただし、自分でDIYする場合は、その後大きなひびになる可能性がありますので
充分な注意が必要です。
業者に補修を依頼した場合の費用や工期は?
業者に補修を依頼した場合の費用ですが
塗る面積にもよりますが、モルタル外壁では、約40万円程度~約80万円程度
シーリングありのサイディング外壁の場合には約60万円程度~約100万円程度になります。
補修の広さで言えば、1か所あたり約1万円程度~約10万円程度ですが
足場が必要な場合で大掛かりになると約50万円近く掛かる場合があります。
また、全面塗装をする場合も多いため、1㎡当たり約1,700円程度~約5,000円程度で
2階建て住宅の場合に平均200㎡を塗ると約34万円程度~約100万円程度となります。
塗る面積と塗料によっても異なる計算です。
そして、業者に依頼した場合の工期については約半日~約2日程度必要です。
ただし、足場を組んで壁全体を補修する場合は
足場を組んだり撤去したりするのにも時間が掛かります。
建物全体をモルタル外壁塗装やコーキングもサイディングを行う場合は
約7日~約12日掛かりると考えておくといいでしょう。
業者に依頼することのメリットは
外壁塗装の剥がれについて、原因や補修の方法についてご紹介しました。
外壁塗装の剥がれは、早く起きる場合は施工不良の可能性があります。
また、通常約10年程度で経年劣化で起きます。
計画的に外壁塗装の補修を考えておくのがおすすめです。
その際、小さな剥がれやひびで、狭い箇所の場合にはDIYすることも可能ですが
経年劣化で剥がれが起きた場合は、範囲が広いことも多く、業者に依頼するのがいい方法です。
例えば、業者にお願いした場合には、塗装で下塗りを行う前にさび止めを塗ってくれます。
そのことによって、次の補修までが長持ちしていいでしょう。
また、業者にお願いすることで、小さなひびでも重要な問題になってくるものなどを見逃さず見つけられます。
建物の構造上のことも気になりますので、業者に補修してもらうとメリットも大きいでしょう。
外壁塗装の剥がれが広い補修の場合は業者に依頼するのがおすすめ
外壁塗装の剥がれについては、建物のメンテナンスと思い
広い補修の場合は、業者に依頼してみるのがおすすめです。
足場を組む作業の場合には業者に依頼し、安心・安全に行うのがいいでしょう。
外壁の剥がれについて、何が必要か知識を持った上で
塗装方法などもどんなことが必要なのかを理解した上で依頼してみるといいでしょう。
そして、細かなひびの場合には、自分でDIYして補修できる知識や方法も知っておくのもいい方法です。
外壁塗装は放っておくと雨漏りや建物全体の強度にも関わってきますので
きちんとした対処方法を知って実施していきましょう。
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